唐代には南詔の銀生城(現普洱市)付近の山地で採れる茶として中国にも知られていた。中国が雲南を領有した明代には普洱茶として広く知られるようになり、清代には雲南からの進貢品に指定され、朝廷でも愛飲された。愛新覚羅溥儀も愛好したという。しかし、60年代一時は中国本土での生産が断絶するほどであった。このとき、多くの普洱茶が香港、台湾に持ち出されており、現在もビンテージものと呼ばれるプーアル茶の多くは台湾に存在している。現在では中国でも生産が再開されており、東南アジア、欧米、日本などにも輸出されている。
唐代には南詔の銀生城(現普洱市)付近の山地で採れる茶として中国にも知られていた。中国が雲南を領有した明代には普洱茶として広く知られるようになり、清代には雲南からの進貢品に指定され、朝廷でも愛飲された。愛新覚羅溥儀も愛好したという。しかし、60年代一時は中国本土での生産が断絶するほどであった。このとき、多くの普洱茶が香港、台湾に持ち出されており、現在もビンテージものと呼ばれるプーアル茶の多くは台湾に存在している。現在では中国でも生産が再開されており、東南アジア、欧米、日本などにも輸出されている。
樹齢200年以上の古茶樹から摘んだ茶葉で作られたお茶を「古樹茶(こじゅちゃ)」と定義されています。数百年以上も生き続けている古茶樹は、一本一本が独立した実生の茶樹として、地中の奥深くまで広く根を張っているため、深い地層から吸い上げられるミネラルや様々な栄養成分によって、その味わいもエネルギーも格別です。深い広々とした常に霧に包まれた、雲を見下ろす雲南省シーサンバンナの原始雨林はプーアル茶の原産地になります。千年以上の野生優良原種の高木の茶樹は今もまだ生きています。昔からその地に住む少数民族が代々にも渡って、その茶樹を大事に育てています。素朴で飾り気がなく、工業と無縁の地に優れた自然環境で有機栽培されているプーアル茶はもっともオーガニックな中国茶です。